いつも大体さあブログ書くぞとなると自然に手が進むのだが、今日は本当に何も思い浮かばず、手が進まない。
まあ基本的にこのブログはトレードの悪いところをピックアップすることが多く、いつも大体「ぐぇー貫いたンゴー!」とかしょうもないことばかり書いているので、それが思い浮かばないということは、珍しく何も事故が起きなかったということだ。
ブログネタはなくなるが、これはこれで精神的にも大変よろしい。
ということで、今日は株とはまったく関係のない話を書く。オメーの日常に興味なんてねーって人は読み飛ばしてほしい。
とある日の蕎麦屋での一幕
私には週2~3回程通っている蕎麦屋がある。
まあ厳密に言えば蕎麦屋ではなく、居酒屋がランチで蕎麦を出しているだけなのだが、この蕎麦がすごく好きで、もう2年くらいヘビーに通っている。
「いらっしゃいませー」
おそらく中国国籍のおばちゃんが元気に出迎えてくれる。この光景も変わらぬ日常だ。
もうここ1年このメニュー以外頼んだ記憶がないという程に頼んでいる「つけ蕎麦」を注文し、席に座る。
程なくおばちゃんが蕎麦を持ってきて、さあ食すかとなったところで、ある異変に気付く。
つけ汁に浮かぶ見慣れない黒い物体。
ぱっと見ゴマ油が浮いているだけのようにも見えるが、よく見ると違う。コイツには羽根がついている。
(まじか・・・)
変ないちゃもんをつけたくはないので、確認した。何度も確認した。でもやっぱり間違いない。これは虫だ。
「すみませーん」
店員を呼ぶ。
駆け寄ってくるおばちゃん。
「これ虫が入っているんですけど、つく・・・」
別にクレームを入れて説教なんてするつもりはない。ただつけ汁をつくり直して欲しい。
それを言いたかっただけなのだが、そんな私の言葉を遮るかの如くおばちゃんがヒートアップ。
「お兄ちゃんこれ虫ジャナイヨ!虫入ってるワケナイ!これ今日一番に作ったやつダカラ!入ってるワケナイ!」
今日一番に作ったやつだから入っていないというのはどういうロジックかと頭を悩ませたが、さすがにここまで言われちゃこちらも気分が悪い。
「いやーでもこれ見てくださいよ。虫ですよ?」
ここでただならぬ雰囲気を感じたのか、厨房にいたアルバイトと思しき若い兄ちゃんが様子を見に来る。
バイト兄ちゃん「どうされましたか?」
ワイ「いや、このつけ汁に虫が入っていたので・・・」
おばちゃん「そんなハズナイ!」
バイト兄ちゃん「いいからつくり直してきてください!!!」(声荒げ)
ワイ(お、おう・・・)
バイト兄ちゃんつけ汁の中身を確認する。
バイト兄ちゃん「虫ですね・・。申し訳ありませんでした。すぐに作り直しますのでそちらで大丈夫でしょうか?」
ワイ「ハイ、それで大丈夫です。」
おばちゃんがシュンとした表情で厨房に入っていった様はどこか寂しさを感じたが、このバイト兄ちゃんの対応はきっと正しい。
若いのにしっかりしておるわ、と感心した。
食べ終わって会計をしようとすると、そこにはさっきのおばちゃん。
伝票を出して料金を払うと「はいどうもー」と、随分そっけない対応。
このおばちゃん、いつも会計時にはにこやかに「はいどうもーいつもありがとねー!」と声をかけてくれるのだが、この日の会計時は明らかに不貞腐れていた。
不貞腐れているのか、それとも落ち込んでいたのかはよくわからない。
わからないが、何だろう。この自分の心の中にあるスッキリしない感情は。
どうすればよかったのだろう?誰が悪い?考えてもワカラナイ。
人間って難しいな。どこに着火点があるか、想像もつかない。
ああ、そうか。こういう他人との関わり合いの煩わしさが、自分をサラリーマンからこういう生活に導いたのかもしれない。
そう思い、今日も家とパチ屋とコンビニをループする日常を送るのであった。
~完~
※書いている途中から俺何でこんな事書いているんだろう、という気分に襲われたので今後のシリーズ化ナシ。
本日の収支:+ 28,554円
今月の収支:+131,584円(税引後)