このブログでも何度か触れているが、私は朝がとにかく苦手である。
どれくらい苦手かというエピソードをここで勝手に一つ紹介させていただく。
今から約10年程前の会社員時代、私は家から会社まで徒歩で35分、電車+徒歩で20分、という場所に住んでいた。
就職する前に一人暮らし用の家を探していたのだが、当時は「満員電車なんて乗ってられないっしょ?家から会社近くてナンボっしょ?」という発想でこの場所を選んだ。
実際快適だった。時間に余裕があれば徒歩でも行けないことはないし、電車で行ったとしても乗車時間は短く、さほど混んでもいない。
「満員電車に揺られている人、みんな会社の近くに引っ越せばいいのに。アホやなぁ。」そんなことすら考えていた。
しかし、とある日の寝坊が私を狂わす。
( ˘ω˘)スヤァ
( ˘ω˘)スヤァ
ヽ( ´O`)ゞファーァ
(((( ;゚д゚)))アワワワワ
完全な寝坊。
ところが慌てて家を飛び出てタクシーを捕まえると、なんと7分程で会社に着き、あっさり間に合ってしまう。
(タクシーって有能だな・・・)
寝坊してもタクシーを使えば間に合う。
この世紀の大発見をしてしまった私は、積極的に寝坊した。
積極的に寝坊したとかもはや日本語として意味不明であるが、末期は週に4回は寝坊していた。
ここまで来ると寝坊という単語を使うことすら違ってくる気もする。ほぼほぼ予定された睡眠の事は、多分寝坊とは言わない。
ちなみにタクシーで短縮できる出社時間は約13分である。つまりそのまま睡眠ロスタイムが13分取れるということだ。
この13分のために、とんでもない回数のタクシーを利用した。
そして気付く。
このままじゃお金貯まらんぞ・・・。
さすがにもうタクシーは控えようと何度も試みた。しかし、一度染みついた習慣はそう治らない。
もはや麻薬患者のように来る日も来る日もタクシーを拾い続けた。
ヘイタクシー!ヘイタクシー!ヘイタクシー!ヘイタクシー!・・・
ダメだ。殺される。このままだと私はタクシーに殺される。
正に麻薬患者のよう支離滅裂な言葉を残し、ついには会社まで1時間かかる場所へ引っ越すという荒療治を強いられてしまうことになる。
そして会社の上司に引っ越しを報告する。当然会社の近くに住んでいる事は知られているので、引っ越しの理由を聞かれる。
正直に答える。
「今の家だとギリギリまで寝ちゃってタクシー通勤しちゃうんで、敢えて遠くに住むことで対策をしようと思い、引っ越しました。」
当然の呆れ顔である。
今思えばこの頃から社会不適合者の片鱗を見せていた。
当時の上司さん、見ていますか?
ぼくはさらに立派な社会不適合者になりましたよ。
さて、このブログ特有のくだらない前置きが長くなってしまうパターンであったが、ここからようやく本題に入る。
三連休は遠出をしていたので非常に疲れていた。
元々休み明けは寝坊しがちな上に三連休明け、疲労と危ない条件が揃っていたので、前日の夜からヤバイ予感はしていた。
明日の朝は厳しい戦いになるぞ・・・。
しかし、なんとビックリ起きた。大方の予想に反し起きた。根性で起きた。
(俺もやれば出来るもんだな)
眠たい目を擦りながら相場と向き合い、のっけからそーせい(4565)で危ない目を見るもどうにか4,5発手を打って諭吉一人分強の利益を確保する。
しかし、一息ついたところで強烈な睡魔。
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( ˘ω˘)スヤァ
はい結局寝るやつ。しかも10時半頃から12時半までたっぷりと寝るやつ。
そして起きていきなりIPS(4390)で貫かれるやつ。11,360→11,210。プラス溶かすやつ。
しかしどうにかアルベルト(3906)の空売りでもう一度プラテン。10,700→10,610。
とここでまた暇な時間が続いて終了。そしてそこからまた寝る。
( ˘ω˘)スヤァ
いやどんだけ寝てんのよって話。
何ていうか、気の緩みがひどい。こんなこと言うと世のサラリーマンの反感を買いそうだが、もう三連休とかいらんから。
はよいつもの日常生活に戻さんと・・・。
本日の収支:+6,093円
今月の収支:+168,706円(税引後)