一日を通して見所なく、こじんまりと・・・。
危ないシーンは特になかったけど、大きく取れることもなく。
まあこういう感じを続けられるなら全然それでいいですよ。額はもうちょい欲しいけど。
あまりに内容がないので、株と関係のない話を一つ。
[blogcard url="https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181116-00010008-abema-soci"]
こんなニュースがyahooに上がっていたので読んでみる。
さくらんぼ計算???
齢30を超えたオッサンには初耳である。
今そんな計算方式が主流なのかぁと思ってその内容を読んでみると、言わんとしている事はわからなくもないが、なんだかなぁという感じ。
私は幼少期算盤をやっていたので、その立場からするとこんなん議論する前に算盤やらせぃ、と思ってしまう。
さくらんぼ計算の考えは算盤の計算方法に似ている、という意見もあるそうだが、算盤経験者から言わせてもらうとそれは少し違う。
算盤の計算とは、数を分解して繰り上げとか、繰り下げとか、そういうレベルの話ではない。もっと概念的な話。
結論を言うと「数字=算盤の珠」なのである。
???
多分算盤未経験者からすると完全に意味不明だと思うが、経験者なら頷いてくれると思う。
算盤を長い事やっていると、頭の中で算盤をイメージしてそれを弾く事が出来るようになる。
初めのうちは頭の中で算盤を思い描き、それを実際に指で動かして頭の中で弾く、という方法で暗算をするのだが、慣れてくるとこの「指で弾く」という行為ですら頭の中で出来るようになる。
するとどうだろう?いつからか数字を見て、それを頭に思い浮かぶ際にはもう算盤の珠へと自動変換するようになっていた。
どうしてこうなったのか、いつ頃こうなったのか、もうよく思い出せない。どうせ頭の中で算盤の珠として弾くんだから、もう「数字=算盤の珠」として認識した方が早い、と脳が判断したんだろうか。
そのあたりのメカニズムはよくわからないが、こうなるともう勝ちである。
頭の中で算盤を弾く暗算方法と、そうでない暗算方法の計算スピードの差は歴然である。
どんな天才が目の前に現れようが、算盤経験者でない限り、こと計算スピードにおいて負ける事は絶対ない。そういうレベル。
記憶が若干曖昧だが、株ニートは小学一年生から算盤塾に通い始め、小学四年生で学習塾との両立が難しくなりそこで辞めた。
しかしこの時もうすでに暗算術の心得は済んでいた。なので中学受験での算数は、もう無双状態である。
つるかめ算?なんとか算?知らねー!算盤で全てできらぁ!!!といった感じ。
実際のところ算盤方式で暗算をする子供と、そうじゃない方法で暗算をする大人では、前者の方が計算が早い。(=計算力が高い、ではないかもしれないが)
当時小学生の株ニートは、学習塾講師より計算が早い事に薄々気付いていたが、さすがに黙っておいた。でも頭の中では「おそっ」と思っていた。小生意気な性格が既にこのあたりで形成されていたのかもしれない。
話がだいぶ逸れたが、結局何が言いたいかというと、算盤は超有能なものである、という事が言いたい。声を大にして言いたい。どんな習い事よりも役立つと。
実際小さい子供を持つ知り合いには、「習い事算盤オススメやで!」ってしょっちゅう言っている。
ただ勘違いしてほしくないので、ちゃんとこう説明している。
みんながみんな「数字=算盤の珠」を身に付ける事が出来るのかどうかはサンプル不足なのでよくわからない。ただ「数字=算盤の珠」になったら勝ち。
そして算数では無双出来るかもしれないけど、中学以降の数学ではどうにもならないので意識を変えないと挫折するよ、と。
そう、事実株ニートは中学入学まで「俺は算数無双の神童。勉強なんてちょちょいでどうにかならぁ」と完全に調子こいていた。
親からも勉強せぃと再三の注意を受けていたのだが、これに聞く耳を持たず鼻くそをほじくる日々を過ごし、結果案の定成績が落ちこぼれ、いきなり担任に呼び出され親と三者面談をさせられたという悲しきおもひでがある。
あの時の重苦しい雰囲気が今でも忘れられないトラウマなんだなぁ。※なおそこで改心せず中学以降はそのまま落ちこぼれの道を進んだ模様。
本日の収支:+25,965円
今月の収支:+193,472円(税引後)